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英語教師歴30年のNoriの経験を通して、あらゆる角度で英語学習に役立てる情報を発信していきます。著者は静岡市にある英会話学校ENGLISHBOX代表の福島範昌(通称Nori)
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新しい年がやってくると、これまでの負の遺産をすべて廃棄して、新しい希望の1年間がスタートできるような気がします。

そのことは語学学習にも間違いなく当てはまるはず。

昨年は怠け癖が直らず、ダラダラと英語をやっていた人でも、2008年になると全く別人のように英語の取り組めるようになるかもしれません。

今年こそ英語力を大きくアップしたいと願うあなた、正月気分が少しでも残っている今、新年(信念)の決意表明をしてみませんか?

ENGLISHBOXの生徒は新しい年が明けると、New Year’s Resolutions, すなわち「新年の決意」を書き記した用紙を提出することになっています。

「新年の決意」用紙は

(1)今年の英語学習目標
(2)半年後の目標
(3)目標を達成するための戦略(具体的に)
(4)英語を通してどんな自分になりたいですか

という4つの項目にわかれています。

英語をマスターするには膨大な時間、エネルギー、金の投資が必要です。他の欲求・欲望を犠牲にするだけの価値が英語にあると考えられる人だけが英語をモノにできるのではないでしょうか。

英語学習の目標だけでなく、「英語を通してどんな自分になりたいか」を考えることで、英語に投資した分をきちんと取り戻すことができます。

それでは、ENGLISHBOXの掲示板に張り出してある「新年の決意」のいくつかを、ご参考までに紹介しましょう。

(1)今年の英語学習目標

「日常会話がスムーズにできるようになっていること」
「通訳ガイド試験の1次に合格する。難しい内容について英語で議論できるようになる」
「英語コーチになるために英語教授法のプライベートレッスンを終了する」
「知的な会話(文化、言語、政経など)ができるようになる」
「英検3級合格」
「通訳か翻訳の仕事をする」
「英検1級合格、TOEIC950」 etc.


(3)目標を達成するための戦略

「英語を読みまくる、喋りまくる、書きまくる」
「基本を忘れずに毎日の音読を欠かさない」
「1日1時間英語に触れる。日記を(下手でも)英語で書く」
「レッスン後に復習と実践、通勤往路にリポーティング、復路にシャドーイング、寝る前に英語の日記をつける」
「知識を得る、音読、シャドーイング」


(4)英語を通してどんな自分になりたいですか

「英語関係の仕事に就く」
「世界に日本の良さを発信できるようになりたい」
「固定観念にとらわれない自分」
「知的な女性」
「社交的で自信に満ち溢れた自分」
「物怖じせず、積極的に
会話ができる自分になりたい」
「世界とつながりたい」
「自分をしっかりと表現できるようになる!世界と日本を結ぶ架け橋になる!」
「世界中に友達を作る。目指せ、バイリンガル!(中2)」
「いろんなことにチャレンジできる自分」



あなたも英語学習に関する新年の決意表明をしてみませんか。書き出して自分の机の前に貼り、ときどきチックすると必ず効果が表れます。

家族や友人の前で発表するともっと効果が期待できますよ。
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この度、私は文部科学省プロジェクト「社会人のキアアップ教育プログラム」の一環として、次の通り特別講演とビジネス英語講座を担当することになりました。

埼玉大学と協力して渋谷外国語専門学校が主催するもので、全て無料です。

このブログの読者を特別にご招待してくださるそうですので、お時間の取れる方はぜひご参加下さい。

特別講演
「社会人のための英語学習法-基礎から達人への道」

日時:2008年1月16日(水)10:00~12:00
講師:福島 範昌
場所:埼玉大学東京ステーションカレッジ
(東京駅日本橋口サピアタワー9F)

英語講座:
“Business English -Basic Course”

日時:2008年1月30日(水)、31日(木)、2月1日(金)の3

日間 10:00~16:00
講師:福島 範昌
場所:埼玉大学東京ステーションカレッジ
(東京駅日本橋口サピアタワー9F)

お問い合わせ・申し込み、:渋谷外国語専門学校 
生涯教育部
TEL: 03-3422-6281

申し込まれる方は必ず、「ジャパンタイムズのNoriのブログを拝見して」とお伝え下さい。それでは会場でお会いしましょう。
「聞き流すだけで英語が身につく!」「楽しみながら英語を学ぼう!」とキャッチフレーズに引かれる英語の初心者の中には、英語は最初から楽しめると信じこんでいる人が多いような気がします。

また英会話はネイティブのレッスンを受けるのがベストと思い込んでいる人もいます。
しかしここに落とし穴があるのです。

テニスを習いたての人が、ラケットの素振りに楽しさを求めることはまずありません。しかし練習を重ね、ボールがコントロールできるようになるとテニスは少し楽しくなります。さらにラリーの続くゲームができるようになると、その人はテニスの虜になります。

英語も同じです。「英語学習は楽しくなくては!」というのは心情としてはわかります。しかし英語を学ぶ本当の楽しさは、ある程度英語が話せるようになってはじめて味わえるものです。

もちろん初めて外国人と出会って、ちょっと言葉を交わせただけでもウキウキします。しかしそのような感動は何度も経験するものではありません。

入門レベルを脱却して、せめて30分ぐらい会話が続けられるようになれば、自分の考えを英語で相手に伝えているという実感が沸きます。そうなればしめたものです。

英語を「勉強している」という感覚が消え、英語が本当に楽しめるようになるのです。

初心者が英語を学ぶ真の楽しさが味わえるようになるには、1年ぐらいの基礎トレーニングが必要だと思います。基礎トレーニングが終了すれば、その人には永遠の楽しみが待っています。

反対に基礎トレーニングを避けて通る人は、外国の人々と心を通い合わせる醍醐味を味わう機会を永遠に失ってしまうことでしょう。

プロのスポーツ選手でも、基礎トレーニングだけは毎日欠かしません。英語も同じです。基礎をしっかり身につけましょう。
やっと念願のバイリンガル・トレーニング本を、三修社より刊行することができました。

真っ赤な表紙に

『あなたも2年でバイリンガルになれる!――福島式英語トレーニングメソッド』

と過激なタイトルがついています。

「バイリンガルをめざそう!」と言い続けて20数年。トレーニング法をこのブログでも幾つか紹介してきましたが、今回はレベル1~レベル3のトレーニング法(全部で12種類)を詳しく紹介しました。

初心者から中級者までを対象としています。英語の思考回路を組み込む方法から話し続ける方法。もちろん英語のリズムトレーニング、リポーティング方法、英文日誌トレーニング法、そして最後に英語でコメントする方法などを具体的に紹介したつもりです。

CD(65分間)の吹き込みは、トヨタのCM “ Drive for your dreams!”のあの甘い声のキンバリー・フォーサイスさんに依頼しました。何度聞いても疲れません。

本屋で赤い表紙の本が目についたらぜひ手にとってごらんください。

一人でも多くの人が短期間にバイリンガルになり、英語を使って日本から世界へ情報を発信していただける日が来ることを願っています。

今日は福島の新刊のPRでした。

あなたも2年でバイリンガルになれる!―福島式英語トレーニングメソッド あなたも2年でバイリンガルになれる! ―福島式英語トレーニングメソッド―
(2007/11)
福島 範昌

商品詳細を見る
通訳ガイドクラス第一期生のうち、11名が今年通訳案内士の試験に受験した。3名がすべての一次試験(英語、日本地理、日本史、政治・経済・一般常識の4科目)に合格。他に2名が英語に合格したものの、惜しくも他の日本語の1科目の試験に不合格であった。今年合格した科目に関しては、来年受験する時に免除になるので、来年はこの2人も確実に合格するはずである。

いよいよ12月2日、日本人2名、外国人1名の3人の試験管による二次面接試験がおこなわれる。一人8分間。英語力だけでなく、日本の親善大使としての知識やマナー、品格も問われる。

1年間の授業で日本文化や歴史、政治経済、国際問題についての議論、高度な文法、翻訳・通訳基礎トレーニングをおこなった。あとは運を天に任せてベストを尽くすのみだ。

通訳案内士試験に合格するまでは、「とにかく合格しさえすればもう勉強することはないだろう」と考えるものである。しかし合格した途端、プロの通訳ガイドとして仕事をするだけの自信がまだなく、「これからが真の勉強の始まりだ!」と思うはずである。

通訳ガイドクラスの二期生が、10月末から来年の試験を目指して勉強を開始した。先輩たちのガンバリを目の当たりにして、燃えている。レッスン日は週1回だが、他に2日ほど自主的に集まって勉強会を開いている。

今年から始まった静岡の地域限定通訳案内士試験(英語)にも約270名がチャレンジした。

自分の国や文化に誇りを持ち、きちんと外国人に伝えようとする人が出てきたことは、大変いいことだと思う。できれば高校生や大学生などのもっと若い受験生が増えて欲しい。

*このブログを書いているたった今、前回のブログで紹介した高校生が英検1級の面接試験にも合格したとのメールが届いた。彼女に通訳ガイド試験を来年受験するように薦めている(英検1級合格者は英語の試験は免除になる)。
何と、ENGLISHBOXの高校3年生が英検1級に合格してしまった。しかも試験対策はほとんどなし。他の社会人の生徒たちは今、このスーパーハイスクールガールの快挙に刺激を受けて、猛然とやる気を出している。

彼女がENGLISHBOXにやって来たのは、2年前、夏休みにバンクーバーに3週間ホームステイを終えたばかりだった。ホストファミリーから日本についていろいろ尋ねられたのだが答えられなかったという。そこで、当校の「日本文化の語れる英語」というキャッチフレーズに惹かれたらしい。

日常会話を終えたレベルからスタート。英字新聞記事の読み方、記事を読んだ後にその内容についてリポーティングし、コメントする練習、さらにディスカッション、そして日本文化や風俗習慣を紹介する練習、と順調に進み、1年3ヶ月後には英国の大学教材、SOCIOLOGY(社会学)を使ってプレゼンテーションの練習を開始した(高2の時点)。生徒として受動的に講義を受けるのではなく、生徒がコーチの前で社会学について英語で講義をするのである。

SOCIOLOGYは、ネイティブの高校生にとっても難しい。ましてや彼女は英語を日本で勉強してきたのである。海外に住んだのはたったの3週間のホームステイだけ。最初は知識不足で理解できないところもあったが、今ではほぼ完全に把握できるところまできている。

二次面接試験日もすぐそこまで迫っている。しかし彼女はあわてていない。帰国子女でもない彼女が英検1級の筆記試験に合格したことは、快挙と言うしか表現しようがない。面接試験もきっと大丈夫でしょう。

※この後、彼女は見事に二次試験も合格し、平行していた大学受験もPASSしました。4月からは私の後輩として、上智大学へ通学します。
英語学習者の中には、最初からコミュニケーション能力が優れている人がいる。たとえば好奇心が強く、フレンドリーで積極的、しかも物怖じしない人である。このような学習者は、ある程度のことであれば、短期間に英語でコミュニケーションができるようになる。しかし、ここからが問題である。

このレベルで英語力が止まってしまうことがよくあるのだ。外国人とブロークンでも通じるので、面倒くさくなって文法力を身につけようとしないからだ。文法は言語の使い方に関するルールである。とくに英語は曖昧さを嫌う言語なので、文法的なミスが多いと自分の言いたい事が正確に伝わらない。ましてや英語で議論なんて成立しない。ビジネスレターも間違いだらけで仕事にならない。

英語がある程度話せるようになった人は、文法を意識し始めると、今度は話せなくなる。しかし、ここが我慢のしどころである。ここで諦めてしまえば、二度と文法にチャレンジしなくなる。スピードを落として、ゆっくり、正確に話すトレーニングをしばらく続けることが大事である。また英語でスピーチや日記を書いて、それをネイティブか英語のできる人にチックしてもらうとよい。学んでいる文法に馴染めるようになれば、再びスピードアップできるようになる。

文法力の不足を感じて、高校時代の英文法参考書を箱の中から引っ張り出して読み返している人をときどき見かけるが、お薦めできない。高校の文法の参考書は決して実践向きではないからである。第一、解説に文法用語が多すぎるので、知識を詰め込むだけになってしまう。できれば「会話文法」と銘打った本を使って、実際に文法を使う練習をするとよい。そのような本がなかなか見つからない時は、NHKの『基礎英語2』、『基礎英語3』でもよい。

日常会話から中級レベル(知的会話レベル)へのジャンプを望むのであれば、決して文法から逃げてはいけない。
某英会話学校の英会話講師募集のコピーに、“Teaching is learning.”というのがある。私はこれまでに、「教えて学べ」という考え方を実践する方法として、「リポーティング」をすすめてきた。すなわち、自分が読んだ英語の文章の内容を他の人に伝える練習である。(リポーティング方法・効果については、私の過去のブログをご一読下さい。)

英語力が英検準1級(TOEIC800)レベルに達した人には、リポーティングの練習だけでなく、「プロとして英語を教える」ことをお薦めしたい。英検準1級レベルでは、プロの翻訳家や通訳としてはまだ通用しない。したがってもっと上のレベルを目指して学習を続けるのは当然としても、英語をプロとして教えることによって、その人の英語に厚みが増すからである。

たとえば単語のアクセントや文法の知識、基本的な単語の使い方などに対して、このレベルの学習者はあまり注意を払わない。難しい語彙や表現にばかり目が行くからである。しかし逆転の発想をすれば、この次期に最後の基礎固めをしなければ、永遠にそのチャンスを失ってしまう可能性がある。そうなれば、その人の英語力は目の粗いザルのようなものになってしまう。きめ細かな表現や行間を読み取る英語力を養うことができなくなってしまう。

たとえ1時間千円でも、授業料をもらって英語を教えると、責任が生じる。当然、生徒に理解してもらうための準備をするようになる。生徒からの突拍子もない質問に備えるために、NHKの英語のテキストや英字新聞、雑誌、英語学習書に出てくる表現にも目がいくようになる。つまり細かな点まで注意力が働くようになるのである。このようにプロ意識を持って英語を教え始めると、英語力だけでなく、プレゼンテーション能力も磨かれる。

私もこれまでに英語を教えながら英語力を磨き、知識を蓄えてきた。ENGLISHBOXで教える日本人英語講師の英語力も、1年も経てば数段もアップしている。英検準1級レベルに達したならば、「英語を教えて学ぶ」方法は、最高の学習戦略である。将来英語のプロを目指す人にはとくにお薦めしたい。
昨年の9月28日、ENGLISHBOXの生徒・スタッフが中心になって、NPO法人「バイリンガルラボ静岡」の設立総会を開いた。会員は英語力と郷土や日本に関する知識、そしてホスピタリティの精神を身につけ、「静岡・日本を世界にアピールできる人を目指す!」が設立の目的である。

会員が中心となってボランティア通訳ガイド、外国人旅行者への無料の短期ホームステイサービス、静岡をアピールする英語情報の提供、ボランティア通訳ガイドの養成、外国人との交流、国際理解セミナー、バイリンガルニュースレターの発行など、目的にかなうことは何でも積極的に活動するつもりである。

2009年3月には富士山静岡空港がオープンする。外国人訪問者が急増するのは間違いない。とりあえず700名のボランティア通訳ガイドの養成が緊急課題である。できるだけ多くの静岡県民にアピールして、地域興しを兼ねた市民運動として展開したいと思っている。

NPO法人「バイリンガルラボ静岡」の設立申請を10月中に行い、今年2月の認証を予定している。設立総会には大学生3名、あとはさまざまな分野の社会人を合わせて28名が集まり、夕方の7時から10時半過ぎまで夢を語り、気勢を上げた。やる気満々である。
「英語オタク」と呼ばれる人たちは、英語に触れてさえいれば、悦に入ることができる。外国人と話しているだけで、ラジオ英会話講座を聴いているだけで、あるいは英語の本や英字新聞雑誌を持ち歩いているだけで安心する。

彼らは、客観的に見て、自分の英語を使ったコミュニケーション能力がどれくらい上達したかについては、あまり関心を抱かない。つまり結果ではなく、プロセス重視である。

日本人の英語学習者の大半が、このような「英語オタク」と呼ばれる範疇に入るのではないだろうか。英語人口が10年以内に30億に達するかもしれないという時代に、どうしてのんびり構えているのだろうか。どうして貪欲にならないのか。あるいは貪欲になれないのか。

ひとつにはビジョンがないことである。また、具体的な目標がない事である。期限を切らないで、英語をダラダラと学習していることである。つまり、計画性に欠けることが大きな原因であると考える。

たとえば英語の文章を読むときでも、時間を制限しないで自分のペースで読んでしまう。自分のペースを守り続ける人は、いつまで経ってもスピードアップはできない。仕事と同じように、英語学習でも「効率」と「成果」を重視した取り組みが必要ではないだろうか。
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プロフィール
HN:
ENGLISHBOX代表
性別:
非公開
職業:
プロの英語コーチ
趣味:
テニス、ワイン、読書、映画、旅行、バイク
自己紹介:
福島範昌(通称Nori)
英会話学校ENGLISHBOX代表(静岡市)
21歳の時の欧州・中近東20カ国ヒッチハイクの旅を含めて訪れた国は30カ国以上。独学で英語をマスターし、オーストラリアの大学博士課程で応用言語学を研究。国際交流活動・英語教師歴30年。現在、東海大学非常勤英語講師兼務。静岡市在住。
著書「あなたも2年でバイリンガルになれる!」「英語が英語のままわかる本」「英語の頭で書ける本」他
翻訳書「100万ドルの習慣」「よみがえる企業」「最悪の時こそ好機の始まり」他、著書・翻訳書多数あり
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